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緩和ケアと最後の入院

2008年春にリンパ節転移を私たち家族が告知され、今後の治療方針などを医師と話、緩和ケアのみにすることにしました。

そして、リンパ節転移があちこちに転移し始めた2008年夏、父への告知を医師と家族から行いました。

化学療法って、2回目(癌の再発やリンパ節転移)の場合、1回目(癌が見つかった時)より、治療の効果を期待できないようなのです。

末期がんと言われた食道にあった悪性リンパ腫は、2001年の時の抗がん剤と放射線治療により綺麗に無くなったのです。医師も驚くくらい綺麗になっていました。そのときのように、効果があるのかと思っていたのですが、再発や転移の場合初回のような治療効果はほとんど期待できないという説明でした。

抗がん剤治療って、副作用が激しい人には激しく出るんですよね。私の父は、初回の抗がん剤治療の時の副作用が強く出ました。このことから、転移し、既に直る見込みが少ない状態ならば、告知をし残された時間を自分の好きなように過ごさせてあげたいと考えました。

と同時に、私たち家族は、近づく時間の終わりを一緒に迎える準備期間にしたのです。

「家にいたい」という父の意向を重視し、食事もろくに出来なくなっていた体ですが、流動食や栄養ドリンクなどを代用品として使いながら再三の入院を断ってきていたのですが、2008年11月9日既に水さえも飲み込めなくなり、脱水症状となり緊急入院になりました。

転移がどれくらいまで広がっているのかなど、点滴で栄養と水分補給を行いながら現在は検査中ですが、残された時間は短いものだと医師から告げられ、家族として、癌と戦っている父との時間を大切にしています。

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